つね医院の予防接種はまずは、お電話でご相談ください。当日接種可能な時とできない時もありますのでご了承ください。
令和6年10月1日(火)から令和7年1月31日(金)まで接種いたします。
6カ月以上65歳未満の方 1回目4,000円(税込)
65歳以上の浜松市民の方 1回1,600円(税込)
フルミスト点鼻液(小学生高学年~18歳) 年1回8,000円(税込)
肺炎球菌は、菌のまわりとてもかたい莢膜(きょうまく)という殻に覆われており、この殻があることで、人間の身体を守る免疫が菌攻撃しにくいという特徴を持っています。
特に免疫力が弱い小さなお子さまや高齢者の方がかかりやすいです。
肺炎球菌ワクチンを接種することで、肺炎球菌による感染症の発症を減少させることができます。
令和元年度の対象者は、接種券が送付されていると思われます。対象者になっているか不明な方はお調べいたします。
自己負担額4,500円で接種できます。ただし、過去5年以内に接種を受けた人は摂取できません。
ご不明な方はご相談ください。
15種類の肺炎球菌に対応したワクチン「バクニュバンス」が発売されました。
肺炎は日本人の死因の第5位で、肺炎での死亡者の95%以上は65歳以上の高齢者が占めており、市中肺炎の原因菌で最も多いのが肺炎球菌となっています。
肺炎球菌が肺炎や気管支炎などの感染症を引き起こし、敗血症など重症化した場合、致命的になることもあります。また、体の抵抗力(免疫力)が弱まったときなどでも発症しやすく、65歳未満の方でも肺炎球菌に感染するリスクが高い人は注意を要します。
「バクニュバンス」は、高齢者又は肺炎球菌にリスクが高いと考えられる15種類の肺炎球菌による感染症の予防が可能です。これまでは23価肺炎球菌ワクチンの「ニューモバックス」を投与した前または後に、13価肺炎球菌ワクチンの「プレベナー13」を投与していましたが、これからはより多くの型に対応している、15価肺炎球菌ワクチン「バクニュバンス」を2回目のワクチンとして接種しますと、基本的にはその後は肺炎球菌ワクチンの接種は不要とされております。
65歳以上の方と、肺炎球菌による重篤な菌血症の高リスク(慢性呼吸器疾患やがん患者さん,脾摘をした患者さん)は、接種されることをご検討ください。お気軽にご相談ください。ご不明な方はご相談ください。
令和5年4月から、子宮頸がん予防ワクチンの9価ワクチン(シルガード9)が浜松市でも対象者は公費(無料)で受けられるようになりました。
子宮頸がんは年間約1万人が罹患し、約2,800人が死亡しており、患者数・死亡者数とも近年漸増傾向にあります。特に、50歳未満の若い世代の増加が問題となっています。 子宮頸がんの95%以上は、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因です。子宮頸部に感染するHPVの感染経路は、性的接触と考えられます。HPVはごくありふれたウイルスで、性交渉の経験がある女性のうち50%~80%は、HPVに感染していると推計されています。性交渉を経験する年頃になれば、男女を問わず、多くの人々がHPVに感染します。そして、そのうち一部の女性が将来高度前がん病変や子宮頸がんを発症することになります。
発がん性HPVの中で、HPV16型、HPV18型は特に前がん病変や子宮頸がんへ進行する頻度が高く、スピードも速いと言われています。しかし、HPV16型、HPV18型の感染は、HPVワクチンによって防ぐことができ、がん予防の知識が大切です。
現在、定期接種として公費で受けられるHPVワクチンは、2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)、9価ワクチン(シルガード9)の3種類があります。令和5(2023)年4月から、シルガード9が公費で受けられるようになりました。
HPVにはいくつかの種類(型)がありますが、9価ワクチンのシルガードは、このうち9種類のHPVの感染を防ぐワクチンです。その中でも、子宮頸がんの原因の80~90%を占める、7種類のHPVの感染を予防することができます。
平成29年11月の厚生労働省専門部会で、慢性の痛みや運動機能の障害などHPVワクチン接種後に報告された「多様な症状」とHPVワクチンとの因果関係を示す根拠は報告されておらず、これらは機能性身体症状と考えられるとの見解が発表されています。平成28年12月には、厚生労働省研究班の全国疫学調査の結果が報告され、「多様な症状」がHPVワクチン接種後に特有の症状ではないことが示されました。世界保健機関(WHO)も世界中の最新データを継続的に評価し、HPVワクチンの推奨を変更しなければならないような安全性の問題は見つかっていないと発表しています。HPVワクチンの接種は予防接種法に基づいて実施されており、国内外の研究結果から、HPVワクチン接種による子宮頸がんの予防効果などのメリットが副反応などのデメリットよりも大きいことを確認し、接種が勧められております。
接種希望の方や接種対象者の方は、ワクチンの効果とリスクを十分に理解した上で、受けるかどうかご相談の上ご判断ください。
60歳以上のRSウイルス感染症を予防するワクチン『アレックスビー筋注用』が2024年1月に発売され、当院でも接種が可能となりました。
・日本では、60歳以上の成人で、毎年約70万件のRSウイルス感染症が発症、約63,000人が入院、約4,500人の院内死亡が推定されているそうです。
・RSウイルスは、飛沫感染や接触感染により感染する一般的な感染症ですが、残念ながら現在でも特定の治療法はありません。
・60歳以上の方、基礎疾患(喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、糖尿病、冠動脈疾患、うっ血性心不全など)がある場合は免疫機能が低下し、重症化するリスクが高まります。
そのような60歳以上RSウイルス感染症を予防するワクチン『アレックスビー筋注用』は、一度の接種でRSウイルスによる下気道疾患を82.6%抑制したという臨床成績が示されており、特に基礎疾患を持つ60歳以上の皆様へ接種を推奨いたします。
ご希望の方はご来院の上ご相談ください。
予防接種名 | 標準的な接種年齢 | 回数(公費対象年齢) | |
---|---|---|---|
4種混合(3種混合) ジフテリア 百日せき 破傷風 不活化ポリオ |
第1期初回 | 生後3カ月~12カ月 | 3回20~56日間隔 (生後3カ月~7歳6カ月未満) |
第1期追加 | 初回接種終了後 12~18カ月後 (最低6カ月以上) |
1回(生後3カ月~7歳6カ月未満) | |
麻しん・風しん(MR) | 第1期 | 1回(1歳~2歳未満) | |
第2期 | 幼稚園・保育園などの年長組の子ども | ||
水痘 | 初回 | 1歳~3歳未満 | 2回(1歳~3歳未満) |
追加 | 初回終了後 6~12カ月後 (最低3カ月以上) |
2回(1歳~3歳未満) | |
日本脳炎 | 第1回初回 | 3歳 | 2回6~28日間隔 (生後6カ月~7歳6カ月未満) 特例対象者は除く※1 |
第1回追加 | 4歳(最低6カ月以上) | 1回(初回接種終了1年後) (生後6カ月~7歳6カ月未満) 特例対象者は除く※1 |
予防接種名 | 標準的な接種年齢 | 回数(公費対象年齢) | |
---|---|---|---|
ジフテリア・破傷風混合 | 第2回 | 11歳 | 1回(11歳~13歳未満) |
日本脳炎 | 第2期 | 9歳 | 1回(11歳~13歳未満)※1 |
子宮頸(けい)がん予防 | 中学校1年生 | 3回(小学校6年生~高校1年生の女子) |
上記助成対象外の方、または助成の対象になっていない、当院接種可能な予防接種の料金になります。
予防接種名 | 自己負担額 |
---|---|
4種混合ワクチン ジフテリア 百日せき 破傷風 不活化ポリオ |
13,200円(税込) |
MR(麻しん、風しん) | 9,900円(税込) |
ヒブワクチン | 7,700円(税込) |
水痘(みずぼうそう)ワクチン | 8,800円(税込) |
日本脳炎ワクチン | 7,700円(税込) |
おたふくかぜワクチン | 5,500円(税込) |
破傷風トキソイド | 5,500円(税込) |
B型肝炎ワクチン | 9,350円(税込) |
高齢者肺炎球菌ワクチン | 4,500円(税込) |
23価肺炎球菌ワクチン | 8,800円(税込) |
20価肺炎球菌ワクチン |
11,000円(税込) |
15価肺炎球菌ワクチン | 11,000円(税込) |
帯状疱疹予防ワクチン「シングリックス」 (2ヵ月空けて2回接種) |
1回23,100円(税込) ※50歳以上の浜松市民は1回19,600円(税込) |
子宮頸がんワクチン「シルガード9」 (6ヵ月間で基本3回接種) |
1回25,000円(税込) |
RSワクチン「アレックスビー筋注用」 |
1回25,000円(税込) |
新型コロナワクチン |
15,000円(税込) |